「コツゲー」

『頭文字D THE ARCADE』におけるストーリーモードのCPUは、特定の場所まで制御がかかる仕様となっています。

このためどれだけ頑張っても特定の場所でしかオーバーテイクできない仕様となっています。

途中でオーバーテイクするされるについても制御がかかった演出であることもほとんどです。

(端的に言えば前半茶番、後半や終盤はガチという感じです)

 

ただ逆に言えば特定の場所のみ頑張ればクリアできるとも言えます。

なので前半は壁接触のペナルティを避けてゆっくり走り、後半に攻めるという戦略も取れます。

 

そういう感じのゲームなのでコツゲーだと思っています。

コツをつかまないとフルチであってもゴールタイムが速くてもクリアできないのもあるので。

コツポイント

大抵コツとなる場所はコースの終盤あたりに設置されていることが多いです。

特に最終盤でテクニカルセクションだと高難易度になりやすいです。

8-2は八方ヶ原10-5は土坂なのでそれが顕著に出ます)

 

また少し手前でオーバーテイクできる場合は、敵車をブロックし続ける技量が必要となります。

とはいえ従来作品の鬼ブロックみたいなことをする必要性はありません。

むしろ鬼ブロックをしようとしても無理なほどの超加速で逆にペナられるので。

 

なお序盤から前に出ている場合早い段階で追い抜かれる演出が発生します。

後ろからスタートであっても序盤に追い抜いてもすぐに追い抜かれる可能性もあります。

ただそうであっても終盤に追い抜いて最後はブロックする、みたいなノリがほとんどです。

推奨チューンレベル

ChapterをクリアするとそのChapterで次の難易度が1つ追加されます。

難易度は最大5まで存在しており、難易度5をクリアするとそのChapterは完全攻略となります。

 

一応、難易度とマシンのチューニングレベルの推奨値については以下のようになっています。

表は公称値でもなんでもない個人の調査データなので、あくまでも参考程度に。

難易度 1 2 3 4 5
推奨レベル  1 4以上 7以上 9以上 11以上

ストーリー序盤はまだコースも簡単だったりすることもあるので、ノーマルであっても高難易度をクリアすることはまだ可能です。

1-1や1-4の稼ぎはそれを利用したものだったりします)

しかし後半になると強いライバルもいれば、峠も難しくなるのでノーマルでクリアするのは困難となります。

中には難易度2であってもノーマル状態でクリアするのは難しいステージも存在しています。

 

このため初見プレイはノーマルの車をチューニングし、その車で次の難易度も挑むのが一般的です。

初見は必ず難易度1となりますが、ノーマルでのプレイを前提にした難易度になっているようです。

(本当なのかは不明ですが、最新ストーリーでもノーマル状態からのクリアは可能でした)

 

スムーズに行けば難易度3をクリアした頃に1台がフルチューンとなっています。

とはいえ難易度4以降はノーマルでのクリアはかなり困難なことが多いです。

そこでセルフダブルエースよろしく2台体制でチューニングするのが効率的かもしれません。

 

一応、1つのChapterに5話分、それに難易度が5つあるので合計25ステージあります。

交互にやれば難易度5解放時に2台ともLv11となるので、適正難易度で挑めると思います。

負けたとしても難易度5の1-4稼ぎも出来るので、問題はないかと。

属性と補正で車を選ぶ

難易度4まではどの車でも勝てますが、難易度5になると車も選ばれる可能性が高いです。

特にテクニカルすぎる場所ではテクニカル属性じゃないとキツくなることがかなり多いです。

 

基本的にコース属性に合ってかつ地元補正が効く車であればクリアできる可能性はかなり高いです。

TAランキングでもそうした車が上位に入っているはずなので、そこから選ぶのが無難です。

時より関係なさそうな車も入っていますが、それだけの性能を持っているという解釈にもなります。

 

また、どうしても勝てない場合は、以下のコツゲーに特化した車種選択をすることもあります。

特に八方ヶ原や土坂などで、オーバーテイクできる場所が上り・下りになっている場合は、

ARではなくHC・DH属性を選んでしまうという戦略もあります。


コツゲー一覧

下記ステージはコツゲーと思われるステージなので、出来ればフルチューンで挑むべきです。

特に難易度5の場合、フルチューンよりもクリアを優先した方が良いと思われます。

最後の加速勝負などでフルチューンの力が活きる場合も少なくないです。

初のコツゲー

  • 5-5:講習会
    • 基本的に第一部はコツゲーと言われるほど難しいわけではない
    • ただこのステージでは特定のポイントでオーバーテイクが必要になるはず
  • 6-5:秋名のハチロク
    • こちらも150m離されなければ良いので難しくはない
    • コツをつかんだりするとむしろ前に出れる可能性すらある

コツを掴まないと負けることがあるステージ

  • 7-4:馬力と技術
    • よくここで武者返しされるドライバーが多かった
    • オーバーテイク成功後もミスで返されてそのまま失敗パターンもあるので注意!
  • 8-4:仕掛けられた罠、8-5:現役最強の男
    • こちらも難易度の高いコツゲーステージの2つ
    • 8-2と比べると難易度が少し低いので、練習するにはここをプレイすること推奨!
    • なおスマイリー酒井のブレーキランプの乱用についてはここでは言わない
      • 公式では「ブレーキパッシング」と呼称しているようです
  • 11-5:ゴッドフット
    • 最後にオーバーテイクすればクリア
    • 後述する11-4の方が高難易度で難しい
  • 12-3:クレイジーダウンヒル
    • 最後にオーバーテイクすればクリア
    • ヤビツの道幅はあの同人レースゲームより広いのでむしろ簡単かも?
    • このチャプターの難易度は高くないのと、後半にネタがあるので苦戦はしないだろう

高難易度のコツゲー

以下のステージはコツゲーの中でも最難関ステージのものです。

オーバーテイクにはバチコンやら押し付けるような無理すぎる方法も取る必要があります。

  • 8-2:伝説の男
    • Chapter8は八方ヶ原ということもあって全体的に難易度が高い
    • その中での最高難易度がこのChapterとなる
    • コース終盤で京一を是が非でもオーバーテイクしないと追いつけずに終わる
    • 推奨はシビックR(EK9)のAR、場合によってはテクニカルのHC属性車
  • 10-5:火の玉ガール
    • 土坂のテクニカルセクションの最後でオーバーテイクするという超コツゲーステージ
    • 最後は左ではなく右から押し付けつつゴールに向かう方がよさそう
    • 一応推奨はテクニカル・AR車、場合によってはテクニカル・DH属性車
  • 11-4:ゴッドアーム
    • 筑波の最後のS字でオーバーテイクするという超コツゲーステージ
    • 上記2つよりかは難易度は低いが、コツを掴まないと間違いなく負けやすい
    • むしろ最後の加速でヒルクライム属性やコーナーでテクニカルを付けても良いかも?
    • 最後の左でインから湾岸ばりに右に押し付ける技も有り
    • 推奨はGT-R(BNR34)のAR、場合によっては高速・DH属性車
  • 13-1:出張講習
    • 長尾の最終のヘヤピン2つでオーバーテイクするというコツゲーステージ
    • 実際はその前に制御は終了するが、難易度5だと右のヘヤピンまで追いつきにくいかも
    • 推奨はMR-SのDH、今回は下りオンリーなのでこれがベストチョイス?
  • 13-5:伝説のOB
    • 8-2以来となる八方ヶ原、しかもライバルはそこで乱入してきた舘智幸である
    • 最後のセクションの最終ヘヤピン前に無理やりオーバーテイクする必要がある
    • 終盤までゆっくり走って壁ペナを避けるという戦略も有り
    • 推奨はシビックR(EK9)のAR、場合によってはテクニカルのDH属性車

他に注意しないといけないステージ

  • 12-4:レビン乗りの夜会
    • クリア条件が「樹を30m以上離してゴール」というステージ
    • ゴール手前で距離が隠されるので、気が付かずに失敗するパターンが考えられる
    • ギリ勝利でもクリア扱いのステージとは全く違うので、油断せず全力で突き放すこと
  • 13-3:トップレベルの正統派
    • クリア条件はシンプルに「皆川英雄に勝利」というステージではある
    • 問題はずっと後ろからプレッシャーをかけまくるという逆コツゲーみたいになっている
    • 特に最後の高速セクションではガチガチに走らないと抜かれて終わる可能性大
    • 推奨はテクニカル・HC車、ランエボ系とかが有効になりうる
  • 13-4:プロの世界
    • クリア条件としては「小柏カイに勝利」というステージではある
    • こちらもオーバーテイク後に最後の高速セクションで抜かれないようにする要がある
    • Chapter13は全体的に最後の最後に抜かれたら終わりという展開が続く
    • 13-2にしても一度減速した後に超加速したMR-Sに抜かれて終わる危険もある

気になるステージ

  • 12-5:秋名の亡霊
    • クリア条件は渉に勝利するというシンプルなものではある
    • しかし途中にどう見ても文太のような何かが乱入してくる構成となっている
    • そして問題となっているのが漫画シェーダーのエリアである
      • エリアに侵入してデモに入った……
        • と思いきや、文太のセリフと共にそのデモがキャンセルされる演出となっている
        • 当然デモムービーに入らないのでそのまま走行が続行される
      • これがバグなのかそれともそういうギャグ演出の仕様なのか一切不明である
    • 次のことが考えられる
      • 単なるセガの気まぐれによるギャグ演出
      • 難易度5やある状態を満たすと裏ボスのムービーが流れる
      • 想定していないバグ、もしくは撤去し忘れ
    • 現在は意図的なフェイント演出説が濃厚だが、ギャグなのか気まぐれかは不明

ちなみにかつてのストーリーにあたる「公道最速伝説」で、『5』までは変なCPUの補正とかはありませんでした。

このためうまければうまいほど圧倒的な差で勝利することができました。

しかし『Zero』の「公道列伝」では、ストーリーに深みを持たせるため特定の場所まで行かないと絶対にオーバーテイクできないような仕様が追加されました。

(インパクトブルー戦でいくら速く走っても前に居るという謎現象が起きやすいです)

また『6』以降からこのようなCPU仕様になっていたそうですが、そこまで違和感のないような仕様となっていたので『Zero』になるまで問題にはならなかったようです。

 

現在の「ストーリー」はその公道列伝に近いCPU仕様なので、特定の場所でオーバーテイクするまではお遊びと考えても良いぐらいです。

もちろん「文太に挑戦!!」は従来のCPUと同じ仕様なので純粋に速くないと負けます。