撮影時のテクニック

ここではN121MTがよく用いているテクニックを紹介しています。

……そんな大したことのないテクニックですが。


大きさの基本

グランツーリスモ6では写真の画面比が決めることができ、3:2から16:9まであります。
デフォルトの3:2は「1620x1080」、16:9では「1920x1080」という画像サイズになっています。

基本的に画面比自体は自由に決めてもいいのですが、個人的には16:9がおすすめです。
ハイビジョンテレビや携帯ゲーム機等のモニタなど、どんなものにも使用できます。
4:3のモニタでも調整すれば使えますので16:9で撮影することをお勧めします。

縦長にしての撮影もできますが、一部のサイズ比では使いずらいので注意が必要です。


車をどこで写すのか

車が変な方向だったり、写真内に映らなかったら変な写真になりますよね。

私的には、車を全体を写すのが一番良い写真だと思います。
グランツーリスモ6は車を題材としたゲームですし、その写真を取ってるわけですので。
あ、もちろん敵車ではなくてちゃんと自車を撮影してくださいね。
(このあたりは「センス」なのでよくわからない)

練習したい方は、「タイムアタックモード」「フリー走行」がお勧め。
自分しかいないので好きなだけ撮影することが出来ます。 (近視的な意味ではない)
練習走行にも最適ですので一石二鳥だったりします。

敵車も撮影してみる

グランツーリスモ6では自車と敵車を合わせて16台まで走行することができます。
そのシステムを利用して自車と一緒に敵車も写真に写すのも有効です。

レーススタート時の混戦、複数台のドッグファイト、華麗に決まったオーバーテイク……。
シャッターチャンスはレースの至る所にありますので見逃さないように。
(と言ってもリプレイ自体は保存すれば何度も再生できるのでまた再生すれば大丈夫)

今作では敵車AIが少し良くなったのでそういった機会が増えていると思います。
キャリアモードよりもアーケードモードの方が撮影しやすいかもしれません。
オンラインレースでは撮影会も行われていますので、そちらもぜひ利用しましょう。

車を端っこに置いてみる

写真では自車を右下の端っこに置いています。

自車を端っこに置くことで「愛車と○○」的な写真が作れることが出来ます。
どうも端っこに置くと綺麗な写真になるという法則から来ているそうです。
(「黄金比」っていうものらしい)

やり方自体は簡単ですので最初はこれを意識して撮影すると良いと思います。
非常に有効な効果ですので角度とかを調節して是非とも撮影してみてください。


角度をどうするのか

角度を変えれば変えるほど写真に効果が現れます。
特にドリフトのシーンは相当な効果が得られ、凄くかっこいい写真が撮れます。
また、元々傾いていたのを修正するといった意味で使うこともできます。

…しかし角度をつけすぎると逆に無駄になってしまうこともあります。
また、もちろん角度を変えると光などの効果も大分違ってきます。
(特に夜景では注意すべきことらしいが、あまり気にしなくても大丈夫なような……)

ちょっと練習が必要ですが、相当な効果が得られますので是非ともトライしてみてください。


焦点の調節、シャッタースピードの速さなど

焦点やシャッタースピードの調節もかなり大切です。
焦点は自車からのぼやけ、シャッタースピードはスピード効果の調節ができます。

焦点は大きければ大きいほど遠く見えるので、基本的にMAXの45.0にしても構いません。
逆に自車を目立たせたい方は、焦点を思いっきり少なくしてみましょう。

シャッタースピードは、少なければ少ないほどスピード感が出ます。
しかし少なすぎると、残像が多くなりすぎてよく分からない写真になってしまいます。

このあたりは少しずつ調節して何度も撮影すると良いと思います。


色を変えると…?

撮影時に写真の色などを変えることで、写真の印象を大きく変えることもできます。
サンプル写真はその機能を使ったもので、結構お気に入りの写真だったりします。

撮影自体は簡単ですのでまずは使ってみるのが良いです。 減らないものじゃないし。
個人的には「ミニチュア」や「バードカラー」がお勧め。
グランツーリスモ6になってクロスプロセスのパターンが更に増えていますようです。

明るさも調節することが可能で、昼で暗くしたり、夜で明るくすることもできます。
うまく使えば「夕焼けの風景」みたいなのもなんとか撮影することも可能です。


応用テクニック

2P・複数プレイヤーを使った撮影手法

アーケードモードにある「2プレイヤー」を利用した撮影手法。
車2台だけ撮影したい時や、迫力のある追走ドリフトなどで使えるかもしれません。

まず、P1を撮影場所まで移動し、指定した位置に停車させます。
移動後、今度はP2がその場所まで移動し、P1同様、指示された位置に停車してください。
位置についたら、その状態を5秒ほど状態を維持してください。
(出来ればキープを開始したタイムを覚えておくと良い)

以後、決められた撮影ポイントを全て消化するまで何度も続けていきます。
後はリプレイを保存し、通常通りにフォトモードで撮影するだけ。

手法の関係上、コントローラーが2つあったりすると良いのですが、コントローラーが1つしかない場合でも一応可能です。
やり方としては、PSボタンを長押しして、操作プレイヤーを変えるといった手順を踏む必要があります。
同時に2つのプレイヤーが操作できないのが欠点ですが、片方の車はサイドを引いて置を固定させればOKです。

オンラインでは「撮影部屋」みたいなものがあり、車の多い状態で撮影を楽しむことができます。
その際、チャットなどを使ってロケーションや位置を決めたりするので、積極的に参加するといいかも。


撮影した写真を合成する手法

グランツーリスモ4の時から存在していた手法で、グランツーリスモ6でも時々利用することがある手法です。
撮影テクニックというよりかは、どちらかと言うと「画像を改造」するみたいなもんなのであまり使わない方が良いかも。
ここでは合成する手法は説明しませんが、検索すると色々と出てくるのでそちらを参照してください。
(前作のグランツーリスモ5ではフォトストリーム上に合成写真を公開することはできませんでした……。当たり前か)

基本的にはフォトトラベルモードしか使えない手法で、リプレイで使うのはかなり難しいです。

まず、適当なロケーションを選び、カメラの位置を決定します。
位置を決めた後、車の位置を決めるのですが、カメラの角度や位置などは固定したままにしてください。
また、合成の際にありえない画像が出来ないよう、車の位置も注意して決めてください。

後は車両分の写真を撮って、その写真をツールを使って合成させるだけ。 簡単でしょう?

ちなみにロケーションにも撮影のしやすさがありますが、今作では変化がほとんど見られないロケーションばかりです。
なので3台以上車を置きたいということが比較的容易に作れると思います。
(2台までなら公式で対応している。 ただ複数のレーシングギアはできないので注意が必要)



タイミング命!

そもそもフォトモードは「その瞬間を撮影する」ため、車が動くことはありません。
そのためフィルムの写角、距離、位置、そしてテクニックを使えばこんな写真も。
(ショートカットに失敗するCPU。 プレイしてた当時も凄くびっくりしたけど)

特にクラッシュの写真等にはタイミングが要求されます。
グランツーリスモ6のカメラは連写が出来ないので少々大変ですが、
映像自体は巻き戻せますのでいつか撮影できるはずです。

また、その場所だけで何枚もの写真を生み出すことができます。
前、後ろ、横、上、下。 今上げただけで5つの構図で撮影することも可能です。