1981年、こまやさんからアーケードゲーム『山のぼりゲーム』が発売されました。
このページを作成した2021年に40周年を迎える、キングオブエレメカの異名も持つゲームです。
ゲームとしては、60秒以内にスタートのふもとから頂上まで登り切るという内容となります。
筐体の「すすむボタン」と「もどるボタン」を使い、山頂を目指します。
山には登頂を阻む幾多もの障害物(落下する橋、蜂、ヘビ、落石、切れるロープ、雷)があります。
不幸にも障害物に当たると落下の効果音と共にスタート地点へ戻されます。
1ミス即ゲームオーバーではなく、制限時間が許す限り何度でも立ち上がります。
(復帰には2秒程度かかるので、実質それがデスペナルティということにはなります)
全障害物を突破し山頂までたどり着けばクリアとなり、筐体から景品が出てきます。
一応、このゲームもプライズゲームとはなります。
ただ通常版では技術介入やり放題なので、景品は駄菓子といった安価なものがほとんどとなります。
(1プレイ100円で景品は50円未満とかよくあります)
このページでは山のぼりゲームにおける基本知識や大会のルール、新しい遊びである「山のぼりおりゲーム」などを紹介します。
残念ながらこまやさんが2015年に消滅したため、ゲームの世界観等は不明となっています。
よってN121MTの独自解釈や不明点については青色で記載しています。
メダルゲーム版や復刻版も存在していますが、このページでは通常版仕様で説明します。
いわゆる「山のぼりおり」と呼ばれる往復プレイからなる新しい遊び方のページです。
通常の遊び方から逸脱した上級アルピニスト限定の遊び方も存在しています。
また、ワープバグからなる「逆走ゴール」の話もここに書いています。
個人的にはこのゲームは是非とも実機で遊んで欲しいところですが、このご時世に外へ行くのも厳しくてそもそも近場にないという人が居ます。
しかしPCやスマホでは移植版となるものが開発されており、そこで遊ぶことができます!
以下はおすすめ……というか遊べる移植版です。
これ以外にもFLASH版もありましたが、2021年にサポートが終了したのでここの記述のみです。
そちらも再現度は高かったので、HTML5等の新しいバージョンが出て欲しいところです。
(というか別にグラフィック無関係なら誰でも作れてしまいかねないところがありますが……)
どうも『Visual Pinball』の台にはこのゲームを再現した台も存在しているようです。
海外向けのローカライズがなされた独自の台のようですが、仕様はほとんど同じのようです。
(ちなみに海外向けの台が実在するのかは定かではありません)
また、メダルゲーム版や『対抗やまのぼり競争』などの移植版は今のところ無いようです。